着工見合わせ署名を集めましょう

○どんな署名なのでしょうか?

新空港線計画は不便このうえないムダづかいなので、今すすめている手続きを見合わせてくださいと要請する署名です。詳しくは

○どこに要請するのでしょうか?

計画を進めている大田区、羽田エアポートライン(株)などです。要請先は

○署名できる人は?

大田区民だけでなく鉄道利用者や都民・市民にもお願いしています。オンライン署名も受け付けています。

○ダウンロード

 署名ビラ A4サイズ3名用表&裏 ミシン目入り
 署名用紙 A4サイズ5名用PDF

要請署名の解説

(1)何を求めているのでしょうか
大田区や第三セクター会社は、2035年開業を想定し、鉄道事業認可申請などの着工準備作業を進めています。私たちは、いま進めている作業を見合わせるよう、関係官庁・各社に求めています。

(2)なぜでしょうか
◎新空港線計画は、もともと無理があります。羽田空港直通、蒲田東西交通、経済活性化などをうたい文句はどれも実現しそうにありません。
◎第一期工事は1360億円で京急蒲田駅付近までと区は言いますが、全部で事業費と税金投入がいくらになるのか、区民に説明していません。
◎新たな交通不便が作られ、生活、営業、通勤通学の新たな障害が発生しかねません。
◎巨額な財政負担の上に、赤字路線の場合、区がその穴埋めをすることになりかねません。

(3)賛成・反対を超えて
大田区報の宣伝でなんとなく便利にという空気がつくられています。一方、2023年の二つの選挙で計画見直し、中止の声が多数だということが明確になりました。
このような中で、先行きが見通せない計画をこのまま進めていいのでしょうか。それは賛成・反対を超えた共通の気持ちだと思います。

(4)この署名は誰でもできます
◎住まいや勤め先、年齢に関わらずだれでも署名できます。家族や知り合いにお願いしてください。駅頭や街頭、インターネットで広げましょう。署名活動に参加しましょう。
◎署名運動の目標は来年3月末まで3万筆です。オンライン署名も受け付けています。
◎この署名運動は、多くの区民・鉄道利用者に計画の現状と問題点を知っていただく区民運動です。

署名の要請先

◆大田区 新空港線計画の中心。税金363億円を投入予定。第三セクター会社(注)の筆頭株主。
◆東京都 大田区とともに計画を進め、税金136億円投入を表明。
◆国土交通省 新空港線を鉄道事業として認可し、事業費の1/3になる税金451億円の投入を決める所管。
◆総務省 地方自治体を所管。第三セクターに関するガイドラインを策定し、赤字経営の対策を求めている。
◆羽田エアポートライン(株) 区の外郭団体。新空港線施設を建設し東急電鉄に貸し出す第三セクター会社。大田区が6割以上を出資し、社長を派遣している。東急電鉄は4割未満の出資だが事実上の関連会社と見られている。
◆東急電鉄(株) 新空港線に電車を走らせ運賃収入を得る、新空港線の運営主体。都と区は施設使用料21億円/年と見込んでいる。
◆京急電鉄(株) 新空港線が京急空港線へ乗り入れる予定。その線路を提供する立場にある。
◆東日本旅客鉄道(株) 計画では、JR蒲田駅の南改札と跨線橋を移動させる。その建設工事に協力する立場にある。